選手のために

友人の女性から、
「『ジャンパー膝』を１回の施術で治してくれる診療所に小学生の息子を連れて行くべきかどうかを相談されたけど、どう思いますか？」
と相談されました。
彼女はもともとこの業界で働いていたので、そのような相談がきたのだろう。彼女は人あたりは穏やかだが、自分の意思を強く持つしっかりした女性で、私に相談してきたのは、彼女なりの考えを持った上で第三者の意見にも耳を傾けたいという思いからであろう。そんな謙虚さを尊敬する。
話が少しそれましたが、質問に対して、ケガの発生機序、メカニズム、原因、対策、予防、周りを取り巻く環境、運動選手であればポジション、成績、指導者との関係性などなど、運動指導者としての考えに加え現場での経験も踏まえてありのままを伝えました。
根本的な部分での考え方は一致しましたが、最終的に彼女がどのように答えるのか、はあえて聞くことはしませんでした。
親にとっても、怪我をしてる本人にとっても最良の選択ができる事を願ってます。